- 科別
- 認知症治療病棟
- 病床数
- 60床
- 疾患
- レビー小体型認知症、アルツハイマー型認知症等
- 夜勤
- 二交替(看護師1名+介護士2名体制)
病棟の内容や特色、患者さまの傾向や特徴
長期的な治療・療養が必要となる患者さんが入院している認知症治療病棟です。入院生活が長いため、作業療法やレクリエーションを実施したり、ゆっくりと丁寧に関わることで精神的安定が保てるようなケアを心がけています。また、多職種と連携をとり、情報の共有や、ケアを検討するためのカンファレンスを行い、日々変化する患者さんに適したケアを提供できるようにしています。
病棟やスタッフの雰囲気・年齢層
明るく広々とした環境でスタッフ、患者さんの笑顔にあふれる病棟です。スタッフ間のコミュニケーションはとても良く、聞きやすい、発言しやすい雰囲気で働きやすい職場です。
看護師長(キャプテン)からのメッセージ
新人看護師はこう育てたい
学生時代に描いていた理想と臨床現場でのギャップに悩む方も多いと思います。様々な経験を通し悩みながら看護師としてどう在りたいか具現化することが大切です。その中で得意分野を見つけられるようにサポートしていきます。
将来なってほしい看護師像
認知症の方は中核症状により不安や混乱を抱いていることがあります。その感情や思いを適切に伝えられず、行動、心理症状として表れます。「認知症だから」とその方を捉えずに、言葉や行動に込められた意味を理解しようとする姿勢が、認知症看護には求められると考えています。私達も認知症の方にとっては環境の一部であることを自覚し、認知症看護について考えられる看護師になって欲しいと思います。
教育のポイント
入職した方が不安のないようプリセプターシップを実施しており、慣れるまでは指導者が必ず一緒に実施する体制になっています。認知症についての勉強会の参加や、自分が行ってきた認知症ケアを振り返る機会を設けています。また認知症看護認定看護師から学びを深めることができます。
病棟独自の取り組み・PR
認知症ケアの手法であるユマニチュードを参考に、患者さんへの関わり方を心がけています。また、事故防止と業務の効率向上のために、5S活動を実施しています。
就職・見学を希望されている方へ
自ら訴えることのできない患者さんが多いため、患者さんを観察すること、スタッフ間で情報を交換・共有することが重要になってきます。認知症看護を行うことで患者さんの精神症状に合った対応の方法や、コミュニケーション能力を養うことができると思います。